ダイの大冒険
どんな話?
デルムリン島で魔物に育てられたダイが、勇者として成長し、魔王を倒して世界を救う物語です。
ドラクエ全盛期に、読み切り「デルパ!イルイル!」から始まった作品です。 ベースに人気ゲームがあるとはいえ、それだけにとどまらず、独自の世界観をつくりあげたのは見事でした。
キャラクターを大事にする漫画
この読み切りで悪役だった偽勇者御一行が、物語の最後まで登場します。 なんてキャラクターを大事にする漫画なんでしょう。
なかなか死なないし、死んだと思っても生き返る。 まあ、ジャンプではそれが基本だとも言えますが(『ドラゴンボール』しかり、ゲームでも「ザオリク」がありますしね)。
僕の中の主役は、ポップです
主人公はダイなのですが、僕の中に限って言えば、主役はポップです。
最初は、ただの臆病者だったポップ。 それが、悩み、苦しみ、そして成長して、大魔導師にまでのぼりつめます。 最後のバーンとの戦いでの活躍は、感動的ですらあります。
恋愛面でも、レオナ姫一途で進展もほとんどないダイより、 マァムに惚れ、ヒュンケルとの三角関係になるポップのほうが、なかなか面白いです。 本人は鈍くて気づいていませんが、占い師のメルルも合わせれば、四角関係かもしれません。
ムードメーカーと言われ、敵にも注目されていくポップは、だんだん扱いがよくなっていくのもいいところです。 ちょっと熱くなりましたが、僕の中では断然「主役はポップ」なのです。
名場面はいくらでも
ストーリーが変に破綻せず、最後までしっかりしているので、読み応えも大きい作品です。 魅力的なキャラクターが競演し、名場面も多くて、何について語るか迷ってしまいます。
- 強さのインフレによって、最後は雑魚扱いされてしまうクロコダイン
- ひっぱったわりに、最後はあっけなかったミストバーン
- Dr.マシリトと見間違えそうな、ポップの師匠・マトリフ
- アバンストラッシュ(テニスをするとき、よくまねした記憶があります)
読み返すと、いろいろ思い出してしまう漫画です。 ドラゴンクエストが好きな僕には、実に思い出深い作品です。
『ダイの大冒険』を読む
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