ママレード・ボーイ
どんな話?
小石川光希は、ある日突然、両親から笑顔で「私たちは離婚することにしたの」と告げられます。 理由は、家族で行ったハワイ旅行で出会った松浦夫妻。 母親がその夫と、父親がその妻と、それぞれ恋に落ち、「ちょうどいいから、お互いの伴侶を交換しよう」ということになったのです。
光希は離婚を止めようと、話し合いにもついていきますが、結局、離婚も再婚も食い止められません。 新しい松浦夫婦と小石川夫婦、そしてそれぞれの子どもである光希と遊を含めた6人の、奇妙な同居生活が始まります。 設定からして、なかなかややこしい話です。
光希と遊、揺れる恋心
光希は、優しい遊に次第に魅かれていきます。
仲のよい同級生の銀太と、遊の間で心揺れる光希。 そんな迷いから、自分の本当の気持ちに気づかせてくれたのは、親友・茗子の恋愛でした。
遊への気持ちに気づいた光希は、遊と急接近します。 お互いの気持ちがはっきりして、二人は付き合い始めます。 光希は銀太にきちんと別れを告げ、その銀太は、遊にフラれた亜梨実とちゃっかりくっつきます。
兄妹疑惑と結末(ネタバレあり)
順風満帆かと思われた二人に、実の兄妹ではないかという疑惑が持ち上がります。 それを知ったのは遊だけで、遊は「気持ちが冷めた」という理由をつくって、光希と別れてしまいます。
時は流れて、二人は大学生になり、離れて暮らしています。 けれど、その気持ちはずっと変わりませんでした。 改めて結ばれた二人は、両親たちに「結婚したい」と告げます。血がつながっていても構わない、と。
驚く両親たちですが、二人は勘違いをしていると言います。そして語られる真実。 二人に血のつながりはなく、幸せな未来を予感させて、物語は終わります。
作者は「本当に兄妹で、別れるラストも考えていた」と語っているそうです。 もしそうなっていたら、とんでもない反響だったことでしょう。
題名の由来と思い出
題名の「ママレード・ボーイ」は、もともとは光希と遊の男女が逆で、「まだまだ子どもの、甘ちゃんの男の子」という意味だったそうです。
アニメをやっていた頃、たまに見ていました。 当時は少女漫画を読むことがほとんどなかったので、触れた数少ない少女漫画の一つで、けっこう思い入れがあります。
なお、この記事ではかなりはしょってしまいました。 生徒会長の三輪悟史や、佐久間すず、土屋蛍に仲をかき回される展開など、書ききれなかった見どころもたくさんあります。
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